アルセーニイと樹

 

 

 

3年前の春、京都の本屋でみつけたエクリさん発行の、アルセーニイ・タルコフスキーの詩集を再びさわりたくなる季節となりました。

 

余白を生かした装丁と帯、絶妙なタイミングで挟まれる四季折々の写真、ずっと触っていたい紙、透き通る小川のようなことばが生きる文字と組版。


個人的に、本づくりの上で指針としている要素がたくさん詰まっていて、手に取るたびに背筋がのびる作品のひとつ。

 

 

 

 


たまたま開いたページの一節、のせておきます。

 

 

 

「人の体は葉のようだ、
高く伸びるほどに
僕らも逞しくなってゆく、

 

樹々の根と人の根は
互いに保証し合いながら
生きているのだ」

 

 

前田和泉訳

「樹」より

 

 

 

先日の取材でやんごとなきゴマだれ団子をいただいたのをきっかけに、最近ゴマ教に入信しました。一休みしたら、また歩いていこう。

 

 

by londel