ことしの渋皮煮/[fabula]編集作業によりスローペース

2017.10.18 Wednesday

 

 

こんにちは。

 

神無月。寒露になりましたね。いかがお過ごしですか。

七十二候は「菊花開(きくのはなひらく)」の時期。

 

晩秋に美しく咲く菊。

奈良時代のはじめに中国から薬用として渡来し、

古くから不老不死の薬とされてきたといいます。

旧暦九月九日は、五節供のひとつである「重陽の節供」。

この時期は、菊の花を浮かべてその香りを楽しむ「菊酒」を

飲みながら、長寿を祝ったと伝えられています。

 

小さい頃、「菊」のイメージというのは

大人たちが食べているお刺身のつまと一緒に添えられた「小菊」がはじまりでした。

「なぜおさしみの上にお花があるんだろう」と興味津々。

後になって調べてみると、

お刺身の食用菊には、食中毒防止の効果や防腐の効果があるのだそう。

お花で彩りを添えられ、さらに実用的な小菊…

見た目の美しさ、美味しさ、さらには鮮度のことに

細やかに気をくばる、日本食。うつくしいです。

 

 

*     *     *

 

 

先日の一週間程度の遠方取材が無事の終わりました。

その際に取材先にて、たくさんの栗を皆さんと山分けしました。

思いきって渋皮煮に挑戦してみました。

 

 

久しぶりの渋皮煮に苦戦しましたが、なんとか完成。

完全無農薬の山栗だそうで、まろやかでほくほく……

虫さんも何匹か、遭遇しました。

苦労の甲斐もあって、その美味しさもひとしおです。

深蒸し煎茶と一緒にいただきます。

 

昨晩はさつまいも、栗、かぼちゃが

それぞれ

スイートポテト、栗ごはん、かぼちゃプリンにどろんと変身して

追いかけてくるという幸せな夢を見ました。(ほんとうです)

秋はいいですね。

 

 

 *     *     *

 

 

fabulaからのお知らせです

10月から今冬発行予定小冊子の制作期間のため、 
fabulaで取り扱う受注作品および商品発送に 
多少の遅れが出る場合がございますので 
あらかじめご了承いただければと思います。

 

尚、バイブルハウス南青山での店舗販売は

展開していただいておりますので、ぜひご利用くださいませ。

お客様にはご迷惑をおかけするかと思いますが 
何卒よろしくお願いします。

 

 

 

それでは良い菊晴れの一日を。

 

 

londel

 

 

 

 

憎いけど憎めない奴

2016.01.21 Thursday




「もう鉄鍋しか使わないんだから!」


そう誓った2年前は何処…

あの頃は自分の愛着の湧く鍋を探して街を歩いたり、

キッチンの奥で化石と化した

20年前の丸焦げ鉄製フライパンを引っ張り出し、

焦げ落としに1日を費やしたことも…

とにかくすぐに剥がれるテフロンに愛想つかして、

長く使えるものを探していたわけです。

でもまた奴を手に入れてしまいました。

大好物の餃子の皮が剥がれることだけは

何があっても許せなかったからです。



 

いつか剥がれると分かっていても、

フライパンを一気に裏返し、

綺麗な焼き色が露になる瞬間は悔しくも嬉しく…

「一時だと分かっているけれど、尚魅力を感じてしまう君が憎いよ…」

立ちこめる湯気越しにそうつぶやきながら

あつあつ餃子を楽しんだのでした。


寒い日も餃子はいいですね〜


by londel

 

The Twelve Days Of Christmas

2015.12.25 Friday



11月上旬から始まったクリスマスシーズンも今日で終わり

当日の今日こそ盛り上がりたい気分ですが、

近所のスーパーに買い物に行くと、早くも店員さんたちが

クリスマスの飾りを剥がして伊達巻や蒲鉾を並べておりました。笑

そんな中、昨夜NHKのラジオ番組でこんなクリスマスソングを聴きました。


「クリスマスの12日〈The Twelve Days Of Christmas〉」という歌。

ご存知の方も多くいらっしゃると思います。

歌のタイトルはChristmas Day(12月25日)から
Epiphany(1月6日=公現祭)までの12日間を指します。
この期間はYuletideやChristmastideと呼ばれ

宗派によっては毎日ギフトを贈る習慣があり(!)それがこの歌の背景にあるのだとか。。

この歌の特徴はなんといっても「積み上げ詩(cumulative rhyme)」であること。

123と歌が進むにつれて、内容がどんどん増えていくのです。

それが聴いていてとても愉快なのです。

そんな歌の内容は、
「この期間すべての日に恋人からギフトが贈られてくる」
というなんともロマンチックなもの。

 

ただし、その贈り方、贈り物がおもしろい。

1日目に贈られてきたAというギフトが
2日目のギフトBとまた一緒に贈られてきます。

そして3日目にはCというギフトとともにABがまた贈られてくる
という不思議な贈り方なのです。。笑

そんな内容がこの歌の「積み上げ」形式とぴったり合うわけです。

[1番]

On the first day of Christmas,my true love sent to me,

a Partridge in a Pear Tree.

クリスマスの1日目に愛する人が私にくれた、

梨の木に止まるヤマウズラ。

[2番]

On the second day of Christmas,my true love sent to me,

Two Turtle Doves,

and a Partridge in a Pear Tree.

クリスマスの2日目に愛する人が私にくれた、

2羽のキジバト、そして梨の木に止まるヤマウズラ。

[3]

On the third day of Christmas my true love sent to me

Three French Hens,

Two Turtle Doves,

and a Partridge in a Pear Tree.

クリスマスの3日目に愛する人が私にくれた、

3羽のフレンチ・ヘン、2羽のキジバト、

そして梨の木に止まるヤマウズラ。

〜中略〜

[12]

On the twelfth day of Christmas,my true love sent to me,

twelve drummers drumming,

eleven pipers piping,

ten lords a leaping,

nine ladies dancing,

eight maids a-milking,

seven swans a-swimming,

six geese a-laying,

five gold rings,

four calling birds,

Three French Hens,

Two Turtle Doves

and a Partridge in a Pear Tree…

クリスマスの12日目に愛する人が私にくれた、

ドラミングしている12人のドラマー、笛を吹く11人の笛吹き、

跳び上がっている10人の領主、踊っている9人の淑女、

乳を搾る8人のメイド、泳いでいる7羽の白鳥、

産卵中の6羽のガチョウ、5つの金の指輪、4羽の呼子鳥、

3羽のフレンチ・ヘン、2羽のキジバト、

そして梨の木に止まるヤマウズラ。

(訳 ヴィンセント・ペン)


最終的にものすごい量の贈り物が贈られてきました〜笑


小鳥などは良いとして、後半は乳搾りのメイドさんやドラマーなども登場します。

そんな、ついつい口ずさみたくなる愉快な歌ですので
ぜひ聴いてみてください…*

 

そういうわけで正式には16日までクリスマスのお祝いできるのですね。

今年はエピファニーにはちなんで、25日を過ぎても贈りものもいいなと思っています。

 

ちなみにfabulaのアクセサリーもギフトラッピング受け付けています。

贈り物をお考えの際はぜひご活用ください…*

(ちゃっかり告知ペコちゃん

 

さて、切り替えが早い街で過ごしながらも

しばらくクリスマスの余韻に身を浸していたいと思います。

みなさまも
よいクリスマスをお過ごしください。。


by londel