「火曜日の夕方、スカートが泥まみれになった」

 

先週、帰り道にバス停の前で大雨による水たまりで足を滑らせて派手に転んだ。お気に入りのリネンのスカートやリュックサックはびしょびしょに濡れた。前髪は乱れ、麦わら帽子も吹っ飛んでいった。

 

きっと爐垢辰討鵑海蹐蠅鶚瓩箸いι集修しっくりくるような、あるいは『トムとジェリー』のトムみたいな、転び方の見本とも言うべき転び方だったはずだ。

 

おまけにそこは人通りの多い場所だった。

 

道行く人々は皆気まずそうにこうべを垂れて足早に過ぎ去り、ねぎらいの声をかけてくれた人はいなかった。目の前で停車している始発のバスの運転手の目線も泳いでいたのだが、その泳ぎ方がマイワシの大軍のように機敏だったので、わたしは独りでに水たまりの上で笑った。できれば君も一緒に笑って欲しかったな。

 

まあ、右足の膝小僧に500円玉大のアザ2つで済んだのがさいわいだったよ。あえてマイナスなことといえば、しばらく膝丈のサマーショートパンツが履きにくくなったことくらいだもんね。転んでも、今日も歩くつもりだよ。

 

 

by Kei

 

 

 

 

なかなか素敵なカフェで、ずっと眺めていたい角砂糖を見つけた。ニードレス・トゥ・セイ・ラッキーデイ。