『1/f』のテーマ、改めて




アイデアに煮詰まるとき、

珈琲を飲みながら沸々と起こってきた気づきをノートに書きなぐる。

この時間、結構好きです。



 


さて 最近ではvol.1のご感想を受けて、色々考えさせられています。

「一体何をテーマにしてるのですか?」

「対象年齢は?」

お渡しする方に度々聞かれる言葉です。

当初はこのご質問に、ロンデル自身も言葉にできず一瞬悩みました。

むしろ読者の方にお聞きしたいことでもあったからです。

「日常のささいな幸せ」と返答したこともありましたが、

そのような無垢なものでないことは確かです 


 

そんな中、発行してから一番の驚きは、

ロンデルが気づかなかったことに読者さまから新鮮なご反応をいただくことでした。

これらは制作の大きな糧であります。

「ユーザーの反応」

「ターゲットの解析」

「具体的なテーマ」

学生時代、耳にタコが出来るほど聞いたこれらの言葉たちは
確かにどこかへ置いていきました。

言葉にまとめあげすぎたり、狙いを定めすぎたりすると

一瞬で壊れてしまうものもあるからです。


 

結局、どうしようもなくゆらゆらしたところが、この本のテーマの芯といえます。 

曖昧であるテーマ自体がひとつのテーマです。

「1/f」と感じるものは、そのゆらぎゆえに一見不安定に見えるのですが

探れば探るほどにそこには唯一無二の大木のようなどっしりした芯が潜んでいたりします。

そんなような紙一重の不思議な感覚こそ、ロンデルが1/fと呼びたいものであり、

これらをお届けできる喜びは言葉になりません。

 

そのようなおもしろいものを、少しづつお届けできればと日々感じておりますチューリップ

by londel